レモンと旅日和

40代おひとりさまの、旅と本と和の暮らし

道を譲らない人が意外と多いことに最近気づいた

駅の階段

駅の階段を降りる手前で、前から歩いてきた若い女性がいたのですが、自分側は壁際でよけるところがないので少し体を壁際に寄せ気味にしました。

ですがその女性はそのまま避けることなく思い切りぶつかってきたので、びっくりして思わず振り返ってしまいました。

しかも階段付近だったので、危なく落ちそうに。

相手の女性はそのままいなくなりました。

そのことがあってから、通勤などで街中を歩く際気を付けてみると、前から人が歩いてきた時に自然に避ける人と同じくらい、全く譲らない人も多いんだなということ。

あらためて思い返すと、私の場合、いつも人にぶつからないように自分から相手側に道を譲るように自然に動いていたんですね。

だけど、駅では自分が避けようがない場所で、相手も避ける動作がなかったのでぶつかってしまった。

結構肩が痛かったので、しばらく呆然としてしまいました。

人間、自分の常識外のことが起こると無になるんですね(笑)。

後日、別の日にも、建物沿いに歩いていた時に、前から来た学生らしき女の子も、絶対私の存在が視界に入っているにもかかわらず、ぶつかってそのまま直進していきました。

で、ちょっと面白くなったので、実験のつもりで、その後前から来たフリーター風の若い男の子に気づかないふりでスマホを触りながら歩いていたら、やっぱり向こうは、前を見て歩いていたにもかかわらず一切避ける動作がなく、思い切り肩がぶつかってしまいました。

まあ、これはあえて避けなかった自分も悪いんですが。

これだけ挙げてみると「近頃の若い人は!」となりそうですが、私の場合、今回はたまたま若い人が続いただけで、年齢性別問わず、道を譲らない人って一定数いるんだと思います。

年配者でも同じようにぶつかっても平然としている人っていますから。

このことがあってから、以前より気を付けて歩くようにしています。

ぶつかると結構痛いので(当たり前)。

今は歩きスマホする人を多く見かけますが、これも危ないなとよく思います。そして迷惑。本人は大丈夫なつもりでも、見ていると周りがぶつかりそうになると避けてくれてるだけ。

周囲の迷惑そうな顔に気づいた方がいい。

怪我をしても本人は自己責任ですが、相手は巻き込まれ損です。

これがアメリカなら大問題に発展しそう。あっちは裁判大国ですもんね。

つくづく日本が銃社会じゃなくてよかった。本当に。

私は運転しませんが、車なら尚更、道の譲り合いは大切です。

命にかかわりますし、最近多い「煽り運転」のきっかけにもなりかねない。

 

とりあえず自分は痛いの嫌なので、道を譲る側に回りたいと思う今日この頃なのでした。