ここ数年、肌につけるものはノンケミカルを選ぶようになりました。
40代の今は、服と一緒でできるだけ自然素材でできているものが気持ちいいと感じます。
日本は6月から8月が紫外線のピーク。
これからの季節、窓からも入り込む紫外線からできるだけ低刺激の日焼け止めで肌を守りたい。
今回は紫外線と私の定番、ノンケミカルの日焼け止めについてご紹介したいと思います。
- 紫外線とは
- 日焼け止めの効果表示(SPF、PA)とは
- くもりや雨の日の紫外線はどれくらい?
- 敏感肌の人は刺激の少ない「紫外線吸収剤フリー」をチェック!
- 私の定番!お肌に優しいノンケミカルの日焼け止め
- 最後に
紫外線とは
太陽からの日射は、波長により、赤外線、可視光線および紫外線に分けられます。
可視光線よりも波長の短いものが紫外線です。
紫外線(UV)の中でも、波長の長いほうからA・B・C と大別されています。
紫外線は波長により分けられますが地上で観測されるのは、UV-A、UV-Bの二つです。
- UB-B…ほとんど大気層で吸収されますが、一部は地表へ到達し目や皮膚に有害となり、皮膚がんの原因となります。
- UV-A…UB-Bほど有害ではないが長時間浴びると、皮膚の深いところまで到達し、皮膚の張りがなくなり、しみやしわもできやすくなります。
日焼け止めの効果表示(SPF、PA)とは
日焼け止めの効果は SPF(Sun Protection Factor)と PA(Protection grade ofUV-A)
で 表示されています。
UV-Bを防ぐ指標が SPF、UV-Aを防ぐ指標がPAです。
PAは4段階(PA +、PA ++、PA +++、PA++++)に分けてUV-Aの防止効果を表示しています。
+が多くなるほどUV-Aを防ぐ効果が高くなることを表しています。
参考:紫外線環境保護マニュアル2015 環境省
くもりや雨の日の紫外線はどれくらい?
快晴の時に比べると、くもりの場合は約60%、雨の場合は約30%の量になります。しかし、雲の間から太陽が出ている場合には、雲からの散乱光が加わるため快晴の時よりも多い紫外線が観測されることがあります。
天気が悪い日でも紫外線対策は油断しない方がよさそうですね。
特に曇りの日は、雲によって散乱した光も浴びることになるので晴れた日同様、しっかりと紫外線対策をするよう心がけたいと思います。
敏感肌の人は刺激の少ない「紫外線吸収剤フリー」をチェック!
紫外線防止剤は、「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の二種類に分類できます。
「紫外線吸収剤」は、吸収剤そのものが紫外線を吸収し、肌への紫外線の影響を防ぎます。
※メトキシケイヒ酸オクチル(あるいはメトキシケイヒ酸エチルヘキシル)、ジメチルPABA オクチル(あるいはジメチルPABA エチルヘキシル)、t-ブチルメトキシジベンゾイルメタンなど
「紫外線散乱剤」は、主に粉体で、肌表面に受ける紫外線を乱反射させて、肌への紫外線の影響を防ぎます。
※酸化亜鉛、酸化チタンなど
日本化粧品工業連合会HPより
「紫外線吸収剤」はケミカル。
紫外線のブロック効果が高いが、紫外線を吸収するので、敏感な人は刺激を感じたり、湿疹やアレルギーなどの肌トラブルが起こる場合もあります。
「紫外線散乱剤」はノンケミカルと呼ばれ、天然成分でできています。
肌の上で紫外線を反射・散乱させるなので、刺激が少ないのが特徴です。
肌が敏感だったり乾燥しやすい人は特に、紫外線防止剤の種類に注意してみましょう。
私の定番!お肌に優しいノンケミカルの日焼け止め
乾燥性敏感肌な私。
ノンケミカルで下地がわりになる日焼け止めを探して見つけたのがヴェレダの「エーデルワイスUVプロテクト」。
私の場合、メイク用品も石鹸で落とせるものが選択基準になるので、このヴェレダの日焼け止めも石鹸で簡単に落とせるのが嬉しい。しかもいい香り!
うっすらベージュがかっているせいか、全体的に肌のトーンが明るくなり、毛穴も目立たなく感じます。
あくまで日焼け止めなのでカバー力があるわけではないのですが、ほぼノーファンデの私はこれにパウダーで十分。
日本製で、赤ちゃんにも使えるくらい肌に優しいのも安心だし、何よりつけた後べたつかないのでこれからの季節は特にいいと思います。
公式サイトページ
最後に
UVケアは毎日の積み重ね。
こまめに塗りなおすことで効果を持続させることができます。
毎日つけるものだからこそ自分が心地よいと思うものを選びたい。
だから私はヴェレダの日焼け止めを選びました。
初めての方はトライアルセットもあるようなので、そういうのから色々試してみるといいかもしれませんね。
自分に合った日焼け止めでこれから来る夏から肌をやさしく守りましょ。
私の住む地域も緊急事態宣言解除になったので、様子を見ながらまずは日帰り温泉にこのセット持っていきたいなあ。