5月8日にNHKで放送された「みんなのうた60フェス」がとても良かった。
子供のころから親しんでいた番組「みんなのうた」から選曲された懐かしい曲の数々。
いいですね。今時の流行り曲にはついていけない私には久しぶりに心躍る時間でした。
「コンピューターおばあちゃん」、「大きな古時計」、「ありがとうさようなら」、「ちいさい秋みつけた」、「手紙~拝啓 十五の君へ」等々・・・。
こうして挙げていくだけでも良質な曲、心安らぐ曲、ワクワクする曲ばかり。
Foorinの皆さんの「山口さんちのツトム君」、歌と踊りのパフォーマンス良かったです。とても可愛かった。
他にも、森山直太朗さんや平原綾香さん、古川雄大さん、石丸幹二さんなど素敵なアーティストの皆さんが歌われていたので見ごたえがありました。
中でも私の琴線に触れたのは「勇気一つを友にして」という曲。
子供心にその歌詞の切なさに物悲しい気持ちになったものです。
久しぶりに聴きながら、歌詞を見て、懐かしくも切ない気持ちを思い出しました。
ちなみに、「勇気一つを友にして」についての説明は以下の通り。
1975年10月-11月、NHKの『みんなのうた』で紹介。ギリシャ神話の『ダイダロスとイカロスの話』を題材にした歌で、1番から3番までは鳥の羽を着けたイカロスが天まで登るも墜落死するまでを描き、4番では現代の子供がイカロスの『鉄の勇気』を受け継ぐという内容になっており、元の神話とは逆の教訓となっている。
出典: Wikipedia
音楽の時間にクラス全員で歌ったのを思い出します。
その時も、悲しい歌だなあと思いながら歌っていました。
でもなぜか、子供のころこの曲好きだったなあ。懐かしい。
この曲を歌われた古川雄大さんの歌声も素敵でした。
歌唱力と表現力ってほんと大事。
1961年4月3日に放送をスタートしたという、NHKの「みんなのうた」。
番組のHPによると、これまで放送された楽曲は、約1500曲にもなるとか。
今年60周年ということなので、曲数の多さも歴史の長さを思えば納得です。
テレビを見る機会がすっかり減ってしまった昨今ですが、久しぶりに歌番組を楽しめました。
今年は「みんなのうた」60年イヤーと位置づけ、「スペシャルセレクション」として数多くの作品を番組内で再放送していくそうです。
見る機会があれば是非。
まだ「みんなのうた60フェス」の再放送は決まっていないようですが、もう一度見たいです。
お願い、NHKさん!