レモンと旅日和

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「ミッドナイトスワン」が日本アカデミー賞最優秀作品賞&主演男優賞受賞!

 草彅剛さんの主演映画「ミッドナイトスワン」が今年度の日本アカデミー賞で最優秀作品賞と最優秀主演男優賞を受賞しました。

映画の感想というより、受賞式のスピーチで感じたことなどを思いのまま連ねていきます。 

 Story

新宿のニューハーフショークラブのステージに立っては金を稼ぐトランスジェンダーの凪沙(草なぎ剛)は、養育費を当て込んで育児放棄された少女・一果を預かる。セクシャルマイノリティーとして生きてきた凪沙は、社会の片隅に追いやられる毎日を送ってきた一果と接するうちに、今まで抱いたことのない感情が生まれていることに気付く。

引用元:シネマトゥデイ

 


9月25日公開『ミッドナイトスワン』60秒予告

  

日本アカデミー賞とミッドナイトスワン

ミッドナイトスワン

日本アカデミー賞は基本的に単館系の映画は選考対象にならないみたいですね。

ここ数年やたら某事務所の受賞率が上がっていたり、大手の持ち回り的な噂もあったりなかったりで、すっかり権威が落ちていた印象でしたので、今年もあまり期待していませんでした。

この「ミッドナイトスワン」もいわゆる単館系の映画なので、こういった賞レースは無縁かなと。

でも、蓋を開けたら2冠!

日本アカデミー賞も、良い方に少しずつ変わっているのでしょうか。

作品賞と主演賞は演者さんやスタッフの皆さんにとって最高の栄誉だと思います。

この作品は特に、前々から監督自ら言っている通り、「何の後ろ盾も無い映画」

そういった映画ってやっぱり賞レースに入りずらいとか。

でもこの映画は凄かった。

草彅さんのファンの方はもちろんですが、今回は映画を見た著名人の方々がSNS等で感想を呟いたり。それに加わり、一般の見た方たちの間で広がった「追いスワン」現象。

SMAP時代はあらゆるメディアでPR出来ていた草彅さんの主演作。

今回はご本人以上に、この映画のファンの皆さんが口コミで広めてくれた。

LGBTという難しい題材を扱っているので、作品自体に賛否両論あるとは思いますが、それもまた良し。

お金を払ってみた人たちには論じる権利がある。

この映画が少しでもLGBTについて考えるきっかけになればいいな。 

最後に

授賞式での、主演賞のスピーチも、作品賞のスピーチも、とても草彅さんらしく、彼の口からでる言葉は周りへの感謝と素直な喜びで溢れていました。

 

「奇跡は起きるんだなって思いました」

 

「あきらめたりしないで一歩ずつ、たまには振り返ることは人間誰しもあると思うんですけど、そこから少しでも進むといいことがあるんだなと思いました。」 

 

 独立後、色々あったであろう彼の言葉はきっと、今新しい一歩を踏み悩む人達の心にも届いたのではないかと思います。 

春めいたこの季節にふさわしい、久しぶりの胸躍るニュースでした。