日本の夏といえば蚊取り線香。
「キンチョーの夏、日本の夏」でおなじみですね。
今は火を使わないタイプが人気になっていますが、昔ながらのノスタルジックな蚊取り線香の香りも捨てがたい気がします。
おしゃれな蚊やり器も増え、インテリアとして通年使えるものも。
この夏、蚊取り線香の良さを再認識してみませんか。
蚊取り線香とは
蚊取り線香(かとりせんこう)とは、主に蚊を駆除する目的で、線香に除虫菊の有効成分(ピレトリン)や類似のピレスロイド系成分を練り込んだ燻煙式渦巻き型の殺虫剤である。
出典: ウィキペディア(Wikipedia)
使う時のコツとして、換気の良い場所の風上に置くと部屋全体に行き渡らせることができます。
また、屋外で使用する場合は、複数箇所に分けて置くと風向きを気にせずに安定した効果が発揮されます(参考:KINCHO 製品 Q&A)。
おすすめは天然成分100%の蚊取り線香
一般的な蚊取り線香に使われている着色料や、農薬成分を使用しない植物由来の『菊花線香』なら、ペットやお子さんのいる家庭でも安心して使えます。
虫を殺すのではなく、虫が嫌がる煙をたくことで害虫を退避させる効果があります。
主原料の除虫菊や除虫草、和種薄荷などすべて天然成分でできていて、体にも優しい。
パッケージもおしゃれなのでギフトでも喜んでもらえます(経験談)。
販売元の「りんねしゃ」さんは除虫菊を自社栽培している、1977年創業の老舗メーカー。
創業以来、食や環境・暮らしの安全性に着目した無添加食品や有機農畜産物、天然生活雑貨を製造し販売しています。
そんな「りんねしゃ」さんの作る菊花線香は、夏のノンケミカルライフにおすすめです。

【STYLE JAPAN りんねしゃ】オリジナル菊花線香 標準型 10巻×3包入り
インテリアにもなるおしゃれな蚊やり器
横置きタイプ
横置きタイプは真ん中の突起に線香を差し込んでケース中央にそのまま置くので安定性があります。
写真のような清涼感あるクリアガラスは、デザイン性だけでなく灰も飛び散らず終わりも見えるので、実用的にも使いやすいと思います。
無機質なスチールとの組み合わせが見た目にもかっこいいですね。
突起パーツは取り外せるので、オフシーズンは小物入れなどインテリアとしても一年中使えるのも嬉しい。

縦置きタイプ
部屋に馴染みやすいシンプルな縦置きタイプ。
縦置きは灰が自然に下に落ちるようになっているので散らかりません。
スペースも取らず見た目もスッキリした印象です。
ミニサイズの蚊取り線香も合うシンプルモダンなデザインが落ち着いていて素敵。
オフシーズンはお花を飾ってもいい感じかも。

蚊取り線香の注意点
部屋を締め切って蚊取線香を使うと、煙がこもり、目やのどに多少の刺激を感じることがあります。
人体には特に問題はありませんが、時々換気をしたり、窓を少し開けて使用することをおすすめします。
KINCHOによると、一般の蚊取り線香に含まれるピレスロイドは、カブトムシなどの昆虫にも殺虫効果を発揮してしまいます。
また、熱帯魚や金魚などの魚類にも毒性が強いため、室内で使う時は水槽を部屋からだすか、カバーをかけるなどの対策が必要になります。
人体に影響はないということですが、気になる場合は天然成分の蚊取り線香を選ぶといいかもしれません。
最後に
昔懐かしい蚊取り線香いかがだったでしょうか。
シンプルでおしゃれな蚊やり器もいつの間にか多く見かけるようになり、ずっと気になっていました。
天然成分の蚊取り線香ならより安心して使えますね。
ミニサイズもあるので、まずは小さいので試してみるといいかも。
今年の夏は、おしゃれな蚊やり器を手に入れて、蚊取り線香に火をつけるのを楽しんでみては?