週刊少年ジャンプに連載中の「ハイキュー‼」が来週で最終回を迎えます。
私が部活系の少年漫画にはまったきっかけになった、大大大好きな漫画なんです。
テレビアニメ化もされた人気漫画ですが、私はやっぱり漫画の方が面白いと思います。
ジャンプはこの漫画しか読んでいないので、連載が終わったらしばらく読むことはなくなりそう。
まあ、もともと単行本派ですが。
高校バレーを題材にし、宮城県を舞台に県立烏野高校バレーボール部に所属する主人公・日向翔陽が、かつての同バレーボール部の大エース「小さな巨人」を目指し、「コート上の王様」と呼ばれる天才セッターの影山飛雄ら仲間とともに切磋琢磨して、成長する姿を描いた物語。
ORICON NEWS(2020/7/13)より
作者の古館春一先生はご自身も中学、高校時代バレーボール部に所属していたそうです。
経験者の方が書いているだけあって、すごくリアル。
「変人速攻」以外は、現実離れした超人技とかは出てきません。
このリアリティある設定が大人でも話に入りやすいんだと思います。
主人公の日向くんが所属する「烏野高校バレー部」は先輩が優しい!そして楽しい!
こんな部活があったらほんと入りたかった。
でも個人的に好きなのは「伊達工」のなんでも言い合えるチームの雰囲気。
烏野より気を使わない関係性が見てて楽しそう。
「ハイキュー‼」はライバルチームもドラマがあって魅力的に描かれているので、敵チームであっても憎めません。
両方応援したくなっちゃう。
日向君は背が低い。高1後半でやっと164cm位。これってバレーボールでは致命的な低さですが、本人ポジティブ。もちろん落ち込みますが、諦めない。
最初のころは相棒の影山君に「打たせてもらって」ましたが、自分の成長のために、影山君と大喧嘩をしながらも対等に戦える強さを身につけるべく必死に突き進む。
それでも身長等のことで何度も壁にぶち当たり、時にははっきり言われます。
影山というセッターのいないお前に俺は価値を感じない
このシーン、言われた日向君の顔が見えないのでよけいグッとくるものがありました。
でもやっぱりくじけない。そして負けない日向君。
何度転んでも何度も立ち上がる。
そんな彼が大好きです。
さすがジャンプな主人公。
実際は彼くらいの身長でバレーは厳しいのかもしれませんが、いいんです。
だって漫画なんだから。
私は漫画の中でくらい夢が見たい。
現実が厳しいことばかりなので。
「ハイキュー‼」は日向君だけでなく、登場人物一人ひとりの心の葛藤や悩みがすごく丁寧に描写されているので、自分の年齢を忘れて感情移入してしまいます。
それがまたこの漫画の魅力なんですよね。
老若男女問わず楽しめる。
古舘先生はお話作るの上手だなと今さらですが感じます。
2.3年生分飛ばしてプロ編にいくと思わなかった!
でも嬉しい。見たかったので。稲荷崎の宮侑との変人速攻。
もっともっと読み続けたい漫画なので終わってしまうのは残念ですが、取材以外の休載が少ない作家さんで、本当に休みなく連載頑張っていらしたようので、長く楽しませて頂いて感謝しています。
大人になって漫画にはまると思わなかったけど楽しかった。
古舘先生、ありがとうございました。
そして、お疲れ様でした。