レモンと旅日和

40代おひとりさまの、旅と本と和の暮らし

風鈴の音色が運ぶ夏の涼やかさを感じたい

風鈴

夏の和の象徴といえば「風鈴」が浮かぶ人も多いのではないでしょうか。

風鈴の鈴の音色が運ぶ涼やかさはとても心地よいものです。

今日はそんな「風鈴」のお話です。

  

風鈴とは

風鈴とは 

風鈴(ふうりん)とは、日本の夏に家の軒下などに吊り下げて用いられる小型の鐘鈴である。風によって音が鳴るような仕組みになっている。

 

出典: ウィキペディア(Wikipedia)

 

 風鈴はガラスの他に、鉄や銅、木、陶器など様々な材質でできたものがあります。

我が家は昔からある鉄の風鈴の短冊には亡くなった祖母の俳句が書かれているので、毎年夏になると祖母に会えるような気がします。

風鈴の歴史

風鈴の歴史

風鈴の歴史は古く、古代中国において竹林の竹に玉片を掛け、互いにぶつかり合う音の鳴り方で吉凶を占う「占風鐸(せんふうたく)」が起源といわれています。

やがて日本には、寺院の軒下の四隅に吊るす青銅製の鐘(かね)形の鈴「風鐸(ふうたく)」として伝わり、風で風鐸が鳴る音に厄除けの効果があるとされ、魔を遠ざけるとされる赤色で塗られました。

 

出典:東京都地域産業資源HP「江戸風鈴の歴史」

 

「江戸風鈴の歴史」を遡ると、私たちのよく見るガラス製の風鈴は江戸時代から。

長崎のガラス職人が「ビードロ風鈴」作りを披露したのがはじまりと言われているそうです。

ビードロってなんだか懐かしい言葉。

ガラスのことを昔はビードロと読んでいたんですね。

ちなみに「江戸風鈴」はガラス風鈴のことで、江戸時代から伝わる伝統工芸品という意味があります。

個人的には「ビードロ風鈴」の呼び方が可愛くて好きです。

 

全国の風鈴まつり 

全国の風鈴まつり

毎年全国各地で夏の風鈴まつりが行われています。

今年はコロナで中止になる所もありますが、開催されている風鈴まつりをいくつかご紹介します。

 

風鈴まつり ~千古の社に涼を求めて~

場所: 茨城県下妻市 大宝八幡宮参道

期間:7/27〜8/31

HP:https://www.daiho.or.jp/index.html

千個の風鈴を境内に飾る『風鈴まつり』。

大宝八幡宮の参道が多くの風鈴で彩られる様は風流で清らかな佇まい。

夜はライトアップもされるということで、お近くの方はぜひ。

 

宇部市鎮守 琴崎八幡宮「風鈴祭り」

場所:山口県宇部市 琴崎八幡宮

期間:7/20~9/6

HP:https://www.kotozaki.com/1537

2000個の風鈴が涼やかな音色を伝えてくれ、8月1(土)~15日(土)までは魔よけの意味を持つ「茅の輪」が設置してあるので行ってみてはいかがでしょうか。

 

おふさ観音「風鈴まつり」

場所:奈良県橿原市 おふさ観音

期間:7/1~8/31

HP:http://www.ofusa.jp/furin.html

境内に吊り下げられる2,500の風鈴が涼やかな音色を一斉に奏でる姿は感動することでしょう。

風鈴即売会もあるそうなので、記念にひとつ手に取ってみるのもよさそうです。

 

最後に

夏の風物詩 風鈴


 風鈴のお話、いかがでしたか?

全国各地の風鈴のお祭りも、今年は中止が相次ぎ、帰省の自粛もあってウツウツとした気持ちになっている方も多いのではないでしょうか。

ご紹介した風鈴まつり以外にも小さな風鈴市やイベントがあるようなので、近くである場合はちょっと足を運んでみるのもリフレッシュになっていいと思います。

家に眠っている風鈴がある人は、窓際に吊るすだけで夏の風情を楽しめますよ。

まだまだ暑い日が続きますが、目や耳で夏の景色や音を楽しんでみてください。