通勤中はスマホでネット検索、日中はパソコンに向かい、夜はまた自宅でネットサーフィンや仲間とのSNSなど、四六時中スマホやパソコンから離れられない日々。
どんどん流れてくる情報に振り回されてしまっている毎日に、私たちはいつのまにか、「デジタル疲れ」が蓄積されているようです。
ステイホームな今年のGW、スマホやパソコンから少し距離を置いて、「デジタルデトックス」を実践してみてはいかがですか?
デジタルデトックスとは
デジタルデトックスとは、一定期間スマートフォンやパソコンなどのデジタルデバイスとの距離を置くことでストレスを軽減し、現実世界でのコミュニケーションや、自然とのつながりにフォーカスする取り組みです。
英語の「detox(デトックス)」とは、体内に溜まった毒物を排出するという意味です。
デジタル・デトックスは、日頃のデジタルな生活で溜まったストレスや疲労を取り除くために実践します。
デジタルデトックスの効果
眼精疲労の緩和
長時間デジタル機器を使用していると、目の疲れを感じる頻度が高い気がします。
目の乾燥、かゆみ、視界がぼやける等々・・・。。
「スマホ老眼」なんて言葉もよく聞きますよね。時には肩こりや頭痛を引き起こすことも。
スマホやパソコンを一定期間見ないようにするだけで、これらの目の疲れ、肩こり等から解放されます。
特にスマホは首を傷めたり、小さな画面を見続けることでピントが合いづらくなるので、デジタルデトックスの効果は大きいと思います。
睡眠の質の向上
ベッドに入ってからも、ついつい見てしまうスマホの画面。
だけど、スマホから発せられる“ブルーライト”は、睡眠を妨げる要因と言われています。
最低でも就寝1時間前にはスマホを手放す。
良質な睡眠で朝の目覚めもすっきりと。
爽やかな朝の始まりです。
脳の疲れの回復
以前NHKの番組で取り上げられた「スマホ脳過労」。
スマホが原因で認知機能や意欲が低下する人が若い人の間でも増えているそうです。
脳が情報過多になって常に何かをインプットしている状態になるので、脳が疲れちゃうんですね。
私もすぐスマホで検索しちゃう癖があるので、思い当たる節が多いです。
デジタルデトックスができれば、脳疲労が回復してストレスも解消されます。いつも働き過ぎな自分の脳を、たまには癒してあげてください。
簡単なデジタルデトックスの方法
寝室にスマホを持ち込まない
最低でも、睡眠一時間前にはスマホを手放す。
そのためには、充電器をベット周りに置かないようにします。
ベットの中でスマホをいじらないためには物理的に距離を置くのが一番。
スマホのアラームで目覚めている人は、別に目覚まし時計を用意するのがいいと思います。
私もアラームは、目覚まし時計に変えました。
紙の本を読む
電子書籍は便利でいいのですが、たまに紙の本に触れてみるのはいかがでしょう。
移動時間や就寝前に、漫画でも雑誌でも小説でもなんでもいいので、あえてアナログに、紙をめくる楽しみは、やっぱり捨てがたいものなのです。
図書館で本を探すのもいいですね。
大きな図書館だと、本を除菌できる機械を置いてあるのを最近見かけるようになったので、コロナ禍の今は安心です。
ラジオ
最近寝る前や朝に聴くようになったラジオ。
懐かしい曲や知らない外国の曲などが流れてきて、リラックスできます。
防災用にあった小さなラジオを聴きながら家事をするのも今は日課に。
なんとなくスマホを触る時間を減らして、ラジオを聴きながらぼうっとすると脳の疲れも取れる気がします。お試しあれ。
最後に
毎日のデジタル生活は便利だけど疲れる・・・。
知らず知らずのうちに溜まったデジタル疲れを、少しずつ外に排出しましょう。
スマホに使われるのではなく、うまく使うことを覚えて、バランスよく便利に活用できるといいですね。
アナログとデジタルをうまく組み合わせて、あなたもデジタルデトックスを実践してみてはいかがですか?