『週刊少年マガジン』連載中の人気サッカー漫画『DAYS』が、1月20日に終わりを迎えました。
ハイキューに引き続き、私の好きな少年漫画で部活もの。
2013年から連載が始まったそうで、本当に長く続いた作品なんだなあとしみじみ。
コミックスは累計1000万部突破ということで、すごいなあとあらためて実感しました。
あらすじはこちら。
嵐の夜、ふたりの少年が出会った。何のとりえもない、特技もない、けれど人知れず、熱い心を秘めた少年・柄本つくし。孤独なサッカーの天才・風間陣。嵐の夜、交わるはずのないふたりが出会ったとき、高校サッカーに旋風を巻き起こす、灼熱、感動、奇跡の物語が幕を開ける!!
引用元:版元ドットコム
ド素人のへたっぴな主人公が名門サッカー部に入部して頑張るお話は、スポーツものの少年漫画では王道中の王道。
この漫画の良いところは展開のテンポが良いところ。
読んでいて気持ちよく進みます。
それと主人公や登場人物達の心の描写がすごく丁寧に描かれている。
ライバルチームでさえドラマがあって、一人ひとりの思いに胸打たれます。
ライバルなのに憎めない。
そして、主人公の柄本つくしが本当にちゃんと頑張って練習して、少しづつできることが増えていくのがまた良い。
人間技とは思えないようなスーパープレイなんかない。
ちゃんと努力を積み重ねる大切さを教えてくれる漫画です。
つくし君は母一人子一人なせいか、とても優しい良い子。
こんな息子欲しいです。
本来なら地味で目立たない存在なんですが、聖蹟サッカー部ではいつのまにかムードメーカー。
そして段々なくてはならない存在に成長していく姿に感動。母目線で見てしまう。
こんなに大きくなって(笑)。
まあもちろん、現実では素人が強豪校でそんな活躍できるか!と言われそうですが、いいんです。漫画なんだから。現実世界同様シビアな漫画なんて絶対イヤ。
しんどいのは現実だけでお腹いっぱい。
漫画でくらい、ワクワクしたい。
何より素敵なのは聖蹟サッカー部のメンバー。
先輩たちはみな個性が強い。そして面白い。優しくて強い。
同学年の仲間もそれは同じ。こんな部活あったらいいなあと思いました。
つくし君が羨ましい。
サッカー上級者風間陣との友情も素敵。
最初から力量は歴然だったものの、最後の方は強固な信頼関係で、息の合ったいいコンビネーションを見せるまでに。
この二人の友情はずっと続きそう。
ああ、続編が読みたい、とハイキューに引き続き思ってしまいますが、だらだら続くよりきっとよかったんでしょう。
3月発売の最終巻には書き下ろしのその後も別冊で付くそうで、そちらも楽しみです。
安田先生お疲れ様でした。
また聖蹟メンバーに会える日を楽しみにしています。
映画化が決まったスラムダンクみたいに!