レモンと旅日和

40代おひとりさまの、旅と本と和の暮らし

夏の栄養補給は冷やし甘酒がおすすめ!

冷やし甘酒

飲む点滴と言われる「甘酒」。

江戸時代の人々は夏バテ防止に夏こそよく飲んでいたそうです。

甘酒売りもいたとか。

私も一年中飲んでる大好きな甘酒の魅力をご紹介したいと思います。

夏の栄養補給は甘酒で!

甘酒とは

甘酒の歴史
 

白米の固めのかゆに米こうじをまぜ、発酵させてつくる甘い飲み物。

もと、神事用につくられ、一夜酒(ひとよざけ)・醴酒(こさけ)ともいう。

 

出典 小学館デジタル大辞泉

 

ウィキペディアによると、甘酒の歴史は古く、古墳時代まで遡り、1300年の歴史があるそうです。

夏に飲む甘酒は夏バテを防ぐ意味があったので、夏の栄養ドリンクとして昔から親しまれていました。

甘酒って古くから私たち日本人に愛された飲み物だったんですね。

 

甘酒の種類と効果 

甘酒には原材料に米麹を発酵させた米麹甘酒と、酒粕を水に溶かして味を調整する酒粕甘酒の2種類あり、同じ甘酒でも、それぞれ栄養価や効能が違います。

米麹甘酒

米麴甘酒

「麹甘酒」は、日本酒造りのほか、味噌や醤油を造るのにも使われる「米麹」を使って作られる甘酒です。

米と米麹を、麹菌が出す酵素の働きが活発となる60℃弱に保つことで、米に含まれるでんぷんが分解されブドウ糖やオリゴ糖に変化し、砂糖などを加えなくても自然な甘さを感じられる甘酒となります(参考:SAKE STReeT)。

米麹の甘酒には、ブドウ糖や必須アミノ酸など点滴と同じような成分が含まれているため、「飲む点滴」といわれています。

疲労回復効果もあるので、これからの季節は夏バテ防止に最適ですね。

 

酒粕甘酒

酒粕甘酒


 「酒粕甘酒」は、日本酒を製造するときに生まれる「酒粕」を使って作られる甘酒です。酒粕に水を加えて溶かしたもので、麹甘酒と違ってブドウ糖やオリゴ糖などの糖分をあまり含まないため、砂糖を加えることで甘みをつけています(参考:SAKE STReeT)。

日本酒と同じように肌に良い成分が含まれてるため、美肌など美容に良いとされる成分が多いのが酒粕甘酒の特徴です。

ダイエット効果のある成分も含まれているものの、入れる砂糖の量次第で高カロリーになるので要注意!

 

甘酒の夏のアレンジドリンク

ヨーグルト甘酒スムージー

俳句では夏の季語に使われる甘酒は、昔から冬だけでなく夏も冷やして飲まれていたそう。

冷やし甘酒をそのまま飲んでもいいんですが、牛乳や豆乳で割ったり、ヨーグルトと混ぜて甘酒ラッシーにしても美味しいです。

無糖炭酸で割る甘酒スカッシュも夏にはピッタリ。

デザートなら甘酒と牛乳とゼラチンで作る甘酒ミルクプリンが簡単で美味しいですよ。

色々割って試してみると新たな味を楽しめるかも!

 

私の定番甘酒

甘酒の種類は今やたくさんありますが、わたしは自然な甘さが好きなので、久世福商店さんの米麴の甘酒を良く飲んでます。

美味しいのはもちろん、国産100%のお米を使っているので安心です。

砂糖不使用のやわらかな甘さはのど越しも良くてくせになります。

久世福商店さんは甘酒を数種類置いているのでよく買いますが、安心品質で好きなお店です。甘酒、おすすめです。

磨いた米で作った甘酒 900ml<ノンアルコール・砂糖不使用>



最後に

甘酒習慣 

今日は甘酒を取り上げてみましたが、いかがでしたか?

酒粕甘酒に残るアルコールは1%程度ということですが、アルコール苦手な方や妊婦さんは念のため酒粕ではなく米麹の方がいいと思います。

酒粕も米麹もそれぞれ健康効果があるので、毎日の日課にしたいものです。

日本古来の栄養ドリンクに甘酒習慣はじめてみませんか。