温泉大国日本。
毎日温泉入れる環境にあこがれますが、現実はなかなか難しい。
ということで、昔から温泉大好き家族の実家では、毎日の入浴剤は欠かせません。
実家への手土産に温泉の元を買っていくこともしばしば。
コロナ第2波がきている今は特に、色々な入浴剤でリラックスしたい。
そんなささやかな贅沢一緒にしてみませんか。
入浴剤の効果
入浴剤の基本的な効果は、入浴そのものによって得られる温浴効果(身体を温める、痛みを和らげる、等)と清浄効果(汚れを落とす、皮膚を清浄にする、 等)を高めることにあり、この考え方を基に、商品に表示あるいは広告できる具体的な効能が医薬品医療機器等法で定められています。
その日の気分や体の調子で入浴剤を選ぶと、種類によって期待できる効果も変わるのでおすすめです。
夏はクール系、冬は温浴効果の高い入浴剤と季節によって変えるのもいいですね。
入浴剤の種類
自分の目的に合う入浴剤を選ぶことで、より高い効果を発揮します。
タイプに応じておすすめの使い方や効果が変わるので、ちょっと頭に入れておくと選びやすいかもしれません。
無機塩類系
入浴後の保温効果が高く、湯冷めしにくくなります。
よくある、各地の有名温泉地名の商品が無機塩類系になります。
炭酸ガス系
炭酸ガスの血管拡張作用によって新陳代謝が促進され、体の疲れや痛みを和らげます。
薬用植物系
生薬の種類によって効果は異なりますが、主に血行促進効果や独特な香りによるリラックス効果が期待できます。
商品によって効果が変わるので自分に合ったものを選ぶのが大切です。
酵素系
酵素には洗浄する働きがあり、入浴剤に配合することで、皮膚に無理な刺激を与えず清浄にし、入浴効果を高めることが期待されます。
スキンケア系
保湿成分が入浴中に皮膚に吸着浸透し、スキンケアを行います。
特に乾燥肌の人には、肌に潤いを与え、美肌効果もあるのでおすすめです。
クール系
l-メントールや炭酸水素ナトリウム等を配合し、入浴後の肌にサッパリとした清涼感を味わうことができます。
参考資料:日本浴用剤工業会 入浴剤効果とメカニズム
重曹入浴剤でお肌ツルツル?そのままお風呂掃除にも
手作りといっていいのか分かりませんが、重曹を入浴剤代わりに入れるのも良いですね。
以前、芸能人の稲垣吾郎さんも、体のために重曹を入れて入浴しているとお話されていました。
入浴剤の主成分である炭酸水素ナトリウムは重曹のことで温泉にも含まれる成分です。
重曹泉と表示されているのがそうです。
肌がきれいになったり消臭効果で汗の臭いを抑えてくれるので、これからの季節は特にいいと思います。
お湯200L対して大さじ1~3杯程度を目安にどうぞ。
重曹は研磨効果もあるので、肌の弱い方は入れすぎないようご注意を。
水回りの汚れに強い重曹は翌日残り湯を流した後、そのままお風呂掃除もできます。
まさに一石二鳥ですね。
最後に
今回は大好きな入浴剤について取り上げてみましたが、いかがだったでしょうか。
市販の入浴剤を使うもよし、経済的に重曹入浴剤にするもよし。
アロマオイルで香り付けしたり、オリジナルの入浴剤を手作りするのもいいですね。
まだまだ遠出がしづらい状況が続いていますので、おうちでゆっくりハッピーバスタイムをお過ごしください。