台湾ではおなじみの朝の定番メニュー「鹹豆漿」。
豆乳をお酢や醤油との化学反応でゆるめに固めたものにザーサイなど色々なトッピングをして、油条と一緒に食べるのが台湾流。
台湾旅行の経験がある人は食べたことがあるかもしれませんね。
肌寒い今の時期、簡単にできる温朝食「鹹豆漿」で一日を迎えてみてはいかがですか。
「鹹豆漿」ってなに?
鹹豆漿(シェントウジャン)とは、台湾で人気の定番朝ごはん料理です。
人気のお店は早朝からたくさんの地元の方で行列ができるほどだとか。
豆乳をお酢の力で固めたもので、おぼろ豆腐のようなふわとろ食感が楽しめます。
以前台湾に旅行した時に現地の人達の食べ方を見たことがありますが、テーブルにラー油や酢、辛みそみたいな赤いのが置いてあって、皆さん自分好みに自由に味を調整していたようです。
台湾では油条(ヨウティヤオ)という長い揚げパンをスープにつけて食べるのが一般的。
このサクサクの揚げパンを浸して食べるのが美味しいんです。
台湾に行った際はぜひ、お試しあれ。
「鹹豆漿」の基本の作り方
材料(1人分)
無調整豆乳…200ml
黒酢(なければ酢)…小さじ1
しょうゆ…小さじ1
塩…少々
ラー油…少々
青ねぎ…少々
1.底が深めの器に、酢としょうゆを入れる。
2.豆乳を小鍋に入れて弱めの中火で温める。まわりがふつふつとしてきたら火を止める。
- あたためた豆乳を器にそそいで混ぜずに1~2分おく。
- 小口切りにした青ねぎをのせ、ラー油をたらす。
調整豆乳ではうまく固まらないので、必ず無調整豆乳を選んでください。
トッピングは桜えびやザーサイが定番ですが、お好みで自由に合わせてみても楽しいと思います。
お酢のほどよい酸味がたまりません。
KALDIの「鹹豆漿の素」でさらにお手軽に
KALDIで見つけた鹹豆漿(トウジャン)の素(3個入り)を試してみました。
温めた無調整豆乳を素と混ぜるだけでシンプルでヘルシーな台湾気分を味わえます。
トッピングは冷蔵庫にあるもので(無くても充分美味しいですよ)。
他メーカーからも「鹹豆漿の素」は出ているようなので、食べ比べるのもいいですね。
最後に
台湾の朝ごはん「鹹豆漿」いかがだったでしょうか。
私たち日本人にも合う味わいで、くせになる美味しさです。
寒くなるこれからの季節はほっこり温まる「鹹豆漿」がピッタリ。
コロナ禍でなかなか行けない分、もうしばらくおうちで台湾を味わいましょう。
温かな「鹹豆漿」で、寒い一日を元気にスタートしてください。