冬物コートのクリーニング代が毎年嵩むのが気になり、ダウンジャケットは汚れの気になる所を部分洗いすることにしています。
毎年着用回数も多くないのでお金がもったいないなあと思っていた時に、たまたま新聞記事にダウンの洗い方が掲載されていたのを見たのがきっかけです。
今年の冬は暖冬で出番はありませんでしたが、毎年この季節にやっているダウンの洗い方についてご紹介します。
洗濯表示を確認
手洗い不可マーク
このマークが表示されていたらクリーニングに出す。
なければ羽毛でも中綿でも自宅で洗えます。
汚れやすい箇所
- 首周りの内側
- 袖の内側
- 袖口
- ポケット口
準備するもの
- 500mlのペットボトル
- 洗濯用液体洗剤
- ボウル
- タオル3枚
部分洗いの仕方
- ペットボトル(500ml)に水と液体洗剤小さじ1杯を入れ、よく振ってボウルに移す。
- タオルを①に浸して絞り汚れた部位を叩く。
- 別のタオルを水で濡らして絞ったら、同じ部分を叩いて、汚れと洗剤成分を取り除く。
- 最後に乾いたタオルで水分を取って形を整えて陰干しをする。
手洗いのメリットデメリット
お気に入りのダウンジャケットだと自宅ですべて手洗いするのに不安になりますが、部分洗いならダウンの内部まで全て水に浸すわけではないので安心して試せます。
クリーニングに出すよりコストもかかりません。
ただしファンデーション等の汚れがついた場合は、すぐに洗えば汚れが落ちやすいので時間を置かないようにするのが肝心です。
また、洗うたびに針穴が広がり羽毛が抜けてくるので、あまり強く布地をこすったりしないように気を付けましょう。
ダウンは乾きにくいので2,3日かけてしっかり乾かします。
羽毛に湿気がこもるとカビの原因になるので保管する際も除湿剤を使うとより安心です。
※高級なダウンジャケットは表面の生地も繊細にできているので、おとなしくクリーニングに任せた方が安心です。
汚れ具合で洗濯方法を変える
シーズン中着倒して全体的に汚れた場合はクリーニング、着用回数が多くない場合は襟元などの部分洗いのみなど状況に応じてダウンのケア方法を変えるのもいいと思います。
生地によっては手洗い不可のも多いので、必ず洗濯表示を確認しましょう。
汚れが付いたままだと羽毛の保湿性が低下するので、正しいケアを心がけて長く着用したいものです。