昔から茶香炉でお茶の香りを楽しんでいます。
茶香炉を知るきっかけは今はなくなった台湾茶のカフェ。
そのカフェのトイレに茶香炉が置いてあって、お茶の良い香りがしていました。
その後和雑貨のお店で、私好みの小さくてシンプルな茶香炉を発見。
お店で使い方を教わり、自宅であのカフェのお茶の香りを再現できるようになりました。
今日はそんな茶香炉の魅力をご紹介します。
茶香炉とは
茶香炉(ちゃこうろ)は、茶葉を熱してその香りを聞くための小さな香炉 。
通常は、ろうそくや電熱を熱源とし、上部に茶葉を載せる凹み、ないし受け皿がある。
茶香炉で焚く香りにはリラクゼーション効果や、消臭効果があるとされる。
出典: ウィキペディア(Wikipedia)
和テイストのアロマポットという感じですね。
普通のアロマポットより高温に強くできてるのが特徴です。
上の写真が私が使っている茶香炉ですが、写真のようなキャンドルで温めるタイプの他に電熱式タイプもあります。
電熱式タイプは火を使わずスイッチひとつなので簡単です。
茶香炉の使い方
平らな場所に置いてから、茶香炉のお皿に茶葉を大さじ2杯ほど入れてキャンドルに火をつけて待つだけ。
しばらくすると茶葉が温まって香りが立ち上がります。
※焦げが心配な方はアルミホイルを小さく切ったものを皿に敷くと良いです。
茶葉はお好みですが、私は茶香炉専用の茶葉をたまたま見つけたので専用の物を使っています(茶香炉専用の茶葉は飲めません)。
また、古い茶葉が余っている時も茶香炉に使います。
新しい茶葉の場合は炒ってそのままほうじ茶として飲むこともできます。
茶香炉の効能
リラックス効果
お茶の香りには心を落ち着かせる鎮静効果と疲労回復の効果があると言われています。
またほうじ茶や麦茶などに含まれるピラジンは、火で炒ることで生まれる香り成分ですが、このピラジンに血行促進の効果があることがカゴメの研究で実証されています。
消臭効果
お茶に含まれるポリフェノールには消臭作用があり、お部屋の様々なにおいを自然に取り込み消してくれる効果があります。
その他にも間接照明としての癒し効果もあります。
最後に
茶香炉に使う茶葉はなんでもよくて、紅茶やコーヒーでも良いとのこと。
コーヒーはインスタントではあまり香らないのでまだ試したことはないのですが、紅茶のふんわりとした柔らかな甘い香りに心を癒されます。
アロマポットでも代用できますが低温用にできているので、お茶の香りをしっかり楽しむためにはやはり専用の茶香炉を使った方がいいと思います。
和テイストなデザインも多いので、インテリアにもGood。
火の取り扱いに気を付けて安心安全な茶香炉ライフを!