おそらくこのまま1人で生きるだろう自分の今後を考えたときに、やっぱり住居をどうするという一番大きな問題があります。
最近は60歳(定年)を機に住まいと暮らしのダウンサイジングする中高年が増えているとか。
自分の目指す小さな暮らしにもつながるこの言葉。
今からできることを整理してみたいと思います。
ダウンサイジングとは
規模を縮小すること。コストダウンや効率化のために小型化すること。
出典 小学館デジタル大辞泉
最近よく聞くダウンサイジング。
直訳すると、サイズを小さくするという意味になります。
もともとはコスト削減や効率化を目的に情報処理業界で使用されていた用語で、今は他の各分野で広く使われています。
住まいのダウンサイジング
今のシニア世代の傾向として、郊外の戸建て住宅から都心部のコンパクトマンションに転居するケースが多いようです。
高齢になると病院に行く頻度も高くなるし、1人の場合家族の送迎もないので駅が近い方がなにかと安心。
公共交通機関の方が安く済みますしね。
老後も旅行や趣味をアクティブに楽しむためには駅近のコンパクトマンションがいいかもしれません。
ただしマンションの場合管理費や修繕積立金もあるので、入居後にかかる費用もふまえたうえで終の棲家を考えたいと思います。
断捨離してモノを減らす
老後に向けて身の回りを整理したいと考えるようになりました。
高齢になってモノを一気に捨てるのは大変な労力がいるので、今から少しずつ断捨離して不要なものを減らす癖付けをしているところです。
気を付けているのは"1IN2OUT″。
1つ新しい物を購入したら2つ捨てる。
そうすることで物を増やさないようにしています。
おひとりさまの老後は特に、万が一が起こった場合は荷物が多いと大変。
入院でも引っ越しでも自分が死んじゃった後でも。
できるだけ周りに迷惑かけないよう、頭も体も動く今のうちに物的ダウンサイジングを心がけたいです。
人間関係のダウンサイジング
私は親戚付き合いが苦手です。
両親はちゃんと付き合っているようですが、親が亡くなったあとは確実に疎遠になるだろうと思います。
何より親戚付き合いは冠婚葬祭などでお金がかかりますよね。
中には顔もよく知らない親戚のお葬式に呼ばれたり。
私の場合、実家が田舎なので特に多いです。
友人が多い人達は交際費諸々出費がかなりかさんでいるのが見ていてわかります。
年賀状やお中元お歳暮など義理立てしたらきりがありません。
お金に余裕がある人はいいですが、そうでない人にとってはきつい。
これからはストレスの感じる人付き合いをなくし、余った時間を自分の好きなことに費やしていきたい。
そこで新しい繋がりができたら、それもまた素敵だなと思います。
生活費を月15万以内に収める
老後は絶対的に現役時代より収入が減ります。
貯金も切り崩すようになるので、限られたお金でやり繰りするしかありません。
そのために今から手取り15万以内に収めるクセをつけていこうと思います。
月15万は老後の最低限の生活費目安。
もともと散財するほうではないので、好きな洋服代を節約すればわりと大丈夫。
小さな暮らしが目標なのでこういう節約ややり繰りは楽しめる方です。
我慢ではなく楽しんでダウンサイジングできたらストレスなく続けられそう。
老後の年金生活にスムーズに移行できるよう、今から少しずつ練習したいと思います。
最後に
将来に備えて貯蓄を増やすのはもちろん大切ですが、限られた収入に合わせた生活をするにはやはり今から準備が必要です。
お金や住まい、人間関係。
どれをとっても一朝一夕でできることではありません。
来るべき時に備えて今から心と暮らしのダウンサイジング、始めたいと思います。