パチンッと開くがま口。
好きすぎて、気付くと手元にはがま口小物が集まっている・・。
そんな和なテイストの定番「がま口」が今回のテーマです。
がま口の歴史と由来
口金のついた袋物の総称。
古くは小銭入れに巾着を用いていたが,明治初年に輸入ドル入れを模してがまぐちが考案された。
口金がガマ(蝦蟇)の口のように開くところから〈がまぐち〉の名がついたもので,初期には蝦蟇巾着,西洋胴乱と呼ばれ,肩にかけたり,腰に下げたりした。
《東京繁昌記》(1873)に,〈とんびの躱(かくし)よりがま口を取り出しながら,つけを見せなと催促す〉とあり,そのころには一般的となっていたことがわかる。
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版
明治時代にヨーロッパから伝わった船来品というのは意外です。
日本生まれの和の象徴というイメージですが、実は西洋生まれだったんですね。
海外の文化を日本流にアレンジして発展させるアイディアは、さすがです。
昔の人はすごい!
がま口財布は金運アップ?
がま口はパカッと開いてお金がたくさん入るので風水的にもいいそうです。
ただ、小銭とお札は分けたほうがいいとか。
お財布の中は整理されているほうが貯まりやすいとはよく言われていますからね。
また、がま口の由来にもなっている「ガマガエル」は「福がかえる」「お金が帰る」として昔から縁起が良いとされてきました。
金運アップを願ってがま口財布を使ってみるのも有りかも。
ちなみに私もあやかって親子がま口使っています。
二つ折りのお札とカードと小銭を分けて入れられるのでとっても使いやすい。
がま口財布はちょっとレトロな雰囲気もあってかわいいのでお気に入りです。
旅に最適!がま口チョークポーチ
旅はいつもバックパックなので、AYANOKOJIさんのチョークポーチを使っています。
ベルトループにぶら下げてあっちへブラブラこっちへブラブラ。
私が持っているのは大きい方(チョークポーチプラス)。
中にはスマホと小さな財布とパスポート、外ポケットにエアチケットを入れます。
がま口でしっかり止められるので安心。
長い付き合いになりそうな旅の相棒です。
がま口のお手入れ
がま口の口金部分は中に紙ひもが詰まっていたり、接合に接着剤を使っているので布の部分だけ洗うか、洗剤を溶かした水を布巾につけて絞った後軽くたたいて汚れをとると口金部分を傷めずに長く使えます。
留め金が緩んだときは、玉をペンチで挟みながら内側に倒して玉と玉が重なるように調整します。
調整するときは少しずつ丁寧に。
やりすぎないように気を付けて。
金具を傷つけないように布を用意しておくといいかもしれません。
がま口大好き!
小銭入れから始まり、長財布、メガネケース、ポーチ、バック等‥今は色々ながま口製品がありますね。
私の場合、旅の時は特に大活躍!小銭入れに薬やリップクリームをいれたり、がま口ポーチにメイク用品を入れたりと旅小物に大好きながま口を使うことで自分のテンションUPにも貢献してくれます。
これからもどんどんがま口愛用していきたいと思います。
I LOVE がま口!