以前「おひとりさまの老活」について書きました。
その時の記事がこちらです。
最近気になる自分のおひとりさまとして迎える老後。
なかでも1番気になるのは実際の生活費。
おひとりさまとして老後を迎えた場合月々どのくらいかかるのか、計算したことがなかったので、具体的な金額が知りたくなりました。
ざっくりとした目安を自分の備忘録として残しておきたいと思います。
老後の生活費は最低月15万以上は必要
出典:総務省家計調査報告(家計収支編)2018年
可処分所得 - 消費支出 = 不足分
110,933円-149,603円=-38,670円
※可処分所得=年収-(社会保険料+税)
主な支出内容
- 食費 36378円
- 住居費 18268円
- 水道光熱費 13109円
- 医療費 8286円
- 社会保険料 5990円
月々の不足分を約4万、65歳から90歳までの25年間で計算すると
「40000円×12ヶ月×25年=12,000,000円」
単純計算で1200万円が老後の不足分となる。
ただし、住居費の18268円と低いのは高齢者の持ち家比率が高いことでこの数字になっているだけなので、賃貸の場合は家賃分の費用がかかる。
生活費としては最低月15万以上は必要となる。
注意点
- 入院や介護等の緊急費用200~300万も予備に必要。
- 公的年金の支給開始年齢が70歳に引き上げられる可能性も考える。
- 賃貸は月々+3 ~5万かかる。
- 持ち家は修繕費や固定資産税がかかる。
- 自分のもらえる公的年金の金額を『ねんきんネット』で試算し、把握しておく。
最後に
今回は総務統計局の家計調査報告をもとに老後の不足分の最低金額を試算してみました。
生活費15万だと最低1500万は必要な計算ですが、これはあくまでも最低限。
多分余裕のない老後になりそうです。
賃貸だとさらに上乗せされるので、終の棲家も考えないといけませんね。
自分の衣食住の比重も考慮して、さらに詳細な老後のシュミレーションをしてみたいと思います。
"備えあれば憂いなし”
漠然とした老後の不安を解消するために今から計画的に準備していきたいです。