前回の台湾旅の続きです。
女一人旅IN台湾(台南編)①はこちら。
カフェでまったりした後、本題の安平樹屋を見て回ります。
ガジュマルの木に覆われた廃墟の姿に圧巻。
「天空の城ラピュタ」の世界がそこにあります。
元々はイギリス商社の倉庫が日本の製塩会社に渡り、戦時中に撤退。
その後は買い手もなく放置されて廃墟となり今の姿になったようです。
近くには川があって子供たちが遊んでいました。
廃墟と子供のアンバランスさがまた良い感じに馴染んで見えます。
これぞパワースポット。なんだか本当にパワーがもらえた気がします。
同じ敷地内にある「徳記洋行」も見学。
ここは1867年にイギリス人によって設立された商社です。
現在は台湾開拓史料蠟像館として当時の安平の歴史や生活様式が展示されています。
アンティークな家具が私好みです。
安平樹屋を後にして安平古堡に向かう途中、休憩に立ち寄った「BB弾芋圓達人」というお店で芋圓を食べました。
かき氷の上にタロイモ団子等がのっていてかき混ぜながら食べるとおいしいです。
人も空いていたのでゆっくりできました。
次にやってきた安平古堡は17世紀にオランダ人の手で建設された台湾初の城「ゼーランティア城」のことです。
オランダから主権を奪回してから安平古堡と改称しました。
建物の中に入ると、オランダ統治時代の様子を紹介したパネルなどが展示されていました。
セメントがなかった当時、赤レンガの城壁には三合土(もち米の汁や蛎殻、砂糖のシロップ、砂を混ぜたもの)が使われていました。
各所に置かれた大砲とガジュマルの木が絡まった城壁が300年の歴史の凄まじさを物語るようです。
歴史を堪能したあとは、やっぱりこれ!「同記安平豆花」の豆花。
頼んだのは檸檬豆花と豆乳。豆乳好きなのでいっぱい飲めて満足。檸檬もほんのり甘酸っぱい。想像以上においしかった♪
バスの時間まで路地裏ぶらぶら。小道の雑貨屋さんのぞいたりしてるうちにちょうど時間になり帰路につきました。