40代は初老といわれる年代と同世代の方から聞いて思わず苦笑い。
体や心の変化に自分でも少しずつ「老い」を意識するようになった頃、新聞で「老活」という言葉を知りました。
エンディングノート等で「終活」はすっかり定着した印象ですが、老活ってなんだろう?と気になり調べてみました。
老活とは
「老活(ろうかつ)とは人間が老後になってから行うことが好ましいとされる活動のこと、または素晴らしい老後が過ごせるための活動。」
「終活(しゅうかつ)とは人生の終わりのための 活動の略。人間が自らの死を意識して、人生の最期を迎えるための様々な準備や、そこに向けた人生の総括を意味する言葉である。」
出典:ウィキペディア(Wikipedia)
私が知らないだけで「老活」という言葉自体は10年以上前からからあったようです。
要は終活の前段階。
この先も1人と考えると老後に入る前の今のうちから老活準備が必要です。
では具体的に何をすればよいのでしょうか。
老活の3つのポイント
ポイントは「①健康寿命を延ばす②貯蓄と資産運用③生きがいを見つける」の3つ。
①健康寿命を延ばす
親戚の85歳のおばあちゃんが田舎の過疎地で一人暮らしをしています。
子供たちは遠距離。私もたまにしか会えないのですが、とにかく元気。そしてアクティブ。
おばあちゃんを見ていると、健康って宝だなと当たり前のことに 気付かされます。
年齢を重ねると医療費も嵩む。仕方のないことですが少しでも抑えるために日頃からの健康管理と生活習慣病予防を心がけたいと思います。
「ピンピンコロリ」が理想です。
②貯蓄と資産運用
低金利の時代なのでただ眠らせておいてもお金は増えない。
ではお金に働いてもらうためにどうすれば?と思い浮かんだのは初心者にも入りやすいと話題の積み立てNISAとiDeCoです。とはいえあくまでも投資。慎重さも大事です。
去年FP資格を取ったのもこういった自分の金融リテラシーを高めたかったから。
まずは自分の身の丈にあった老後のマネー計画しっかり考えようと思います。
③生きがいを見つける
好きな歌手のコンサートに足を運んだり英会話を習ったり‥ボランティアに励む方もいらっしゃいますね。
何を生きがいにするかは人それぞれ。
私の場合は学ぶことと旅行が好きなので、この先も興味を持ったことはどんどん学びチャレンジしていくつもりです。好奇心を忘れずに!
まとめ
自分の死と向き合う「終活」とは別に、第2の人生をセルフプロデュースするのが「老活」だと私は捉えます。
今40代の 自分には終活はさすがにまだ早いので、老活の準備をできることから始めていきたい。
健康な体と無理のないマネープランを練って生涯の生きがいを見つける。
老後をネガティブではなくポジティブに変える事ができるのは今後の自分次第ではないでしょうか。